新日本プロレス15日の千葉・幕張大会で、石森太二(41)がIWGPジュニアヘビー級王者DOUKI(32)に挑戦表明した。
この日のオープニングマッチではDOUKIがSANADA&タイチ&TAKAみちのくと組んで後藤洋央紀&YOSHI―HASHI&本間朋晃&村島克哉と対戦。7月の東京武道館大会でIWGPジュニア王座奪取後、国内では初の試合で村島からサハラウィ・スープレックスホールドで3カウントを奪い貫禄を示した。
すると試合後のリングに、石森が登場。「DOUKIさんよ、文句があるヤツは全員目の前に立ってみろって言ってたよな。文句があるから来てやったよ。笑わせるな、おれ一人で十分なんだよ。何も言わず、挑戦受けてくれるよな?」と次期挑戦者に名乗りをあげた。
石森はバックステージでも「これでいいんだよな? 目の前に立ったんだ。受けてくれるだろ? いろいろと文句しかねえからよ。俺は俺なりにやりてえことがあるから好き勝手やらしてもらうよ。神の恵み…そう、グレイスだ」と改めて主張。一方のDOUKIも「てっきり(メキシコ・CMLLの)ミスティコがナンバーワンコンテンダーかと思ったけどアイツは全然音沙汰もないし、石森太二は誰がどう見てもジュニア最強の一人だ。俺は石森に一回も勝ったことがない。いい獲物だ。俺はいつでも受けてやるぜ」と受諾し、両者による王座戦が決定的となった。