ボートレース芦屋の「九州スポーツ杯争奪オール九州選抜戦」は15日、第12Rで優勝戦が行われ1号艇の古沢光紀(36=福岡)が逃げ切って快勝した。
6艇の中で唯一、0台となるコンマ04のトップスタートを決めると先マイ。1Mも他艇に攻め込む隙すら与えない的確なターンで早々と勝負を決めた。「予選もトップで一番うれしい勝ち方です」と予選首位通過からの王道Vに胸を張った。
終わってみれば10戦7勝の王道Vだが、仕上げには苦戦。「当初ペラが全く分からなかった。前回、来た時の調整もあまり合わなくて試行錯誤した結果、初めて違う感じの方向性で良くなった。言うことがないところまで仕上がった。また違う引き出しができた」と振り返った。試行錯誤しながらも結果につなげたことで大きな収穫も手に入れた。
これで今年4V。「強豪揃いだが、優勝しか狙ってなかった。勝てばクラッシックまで、あと2回なので取っておきたかった」という気持ちで臨んだ。来年3月の地元・若松SGクラシック出場切符獲得にも一歩、近づくVとなった。