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【なでしこ】熊谷紗希がパリ五輪での団体球技〝惨敗〟を嘆く「やっぱり寂しいというか…」

東スポWEB 2024年8月16日 6時15分

〝64年ぶり〟の衝撃だ。パリ五輪に出場したなでしこジャパンの主将DF熊谷紗希(33=ローマ)が新シーズンへ向けて15日に羽田空港から出国した。出発前に取材に応じた熊谷は8強敗退に終わった五輪を振り返り「僅差の試合、PKや延長にいったりという試合が多かった。その差は本当に大きくはないと改めて感じた」「もっともっと自分たちに勝ち癖をつけないといけない。本当に1個の(プレーの)ところが勝負の決め手になる」と総括した。

他競技も含めて今大会全体に関しても言及。「本当に今回は金メダルを日本がすごく取っていて。ただ、チーム(団体)がなかなか…。やっぱり寂しいというか、悔しいというか、そこはすごく…。自分たちだけじゃなく、球技のチームが勝てなかったのは悔しかった」とサッカー女子も含めて団体球技が振るわなかった結果に無念さをにじませた。

サッカーは男女ともに8強敗退、バレーボールは男子が8強で女子が1次リーグで敗退、バスケットボールが男女ともに全敗で1次リーグ敗退など低迷。団体球技で4強入りがなかったのは、1960年ローマ五輪以来64年ぶりとなる屈辱だ(日本がボイコットした80年モスクワ大会を除く)。次回2028年ロサンゼルス五輪に向けて、団体球技の復活は至上命令となりそうだ。

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