MLBがまたしても衝撃の新ルールを検討しているようだ。米スポーツ局「ESPN」のジェシー・ロジャース記者が15日(日本時間16日)に、MLBが「先発投手は6イニング以上を投げなければならない」との新ルール制定に向けて議論を交わしていることを報じた。
これまでも大改革が進められてきた。昨季からピッチクロック、守備シフトの禁止、ベースの巨大化、牽制の回数制限など時短等を目的とした新ルールを数多く導入。試合展開にも大きな影響を与えてきた。
一方で、今回の〝トンデモルール〟はこれまでと意味合いが異なりそうだ。同記者は「(MLBは)先発投手がマウンドにいる時間を今以上に長くすることを願っている。要するに、もっと長く試合で投げろということ」と推測。「試合の顔である先発投手の注目度を回復させ、怪我のリスクを減らすことに関心を持っているようだ。対処法は複数ある」との見方があることを示した。