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ブレイキン0点選手が誹謗中傷に声明「こんな憎悪を招くとは…」と釈明するも〝謝罪なし〟

東スポWEB 2024年8月16日 12時24分

パリ五輪ブレイキン女子でゼロポイントだったオーストラリアのレイチェル・ガン(ダンサー名レイガン)が15日にSNSを更新し、誹謗中傷に対する見解を示した。

ガンは本番で独創的すぎるパフォーマンスを見せ、1次リーグの3試合ともゼロ点。あまりにも低レベルなダンスは物議を醸し「よく五輪の代表になれたな」などと批判が殺到した。また、オーストラリア国内ではアンソニー・アルバニージー首相宛てに請願書が出されており「代表選考過程の説明」や「公の謝罪」を求めているという。

そんな中、ガンは自身のインスラグラムを更新し「サポートしてくれた人に感謝したい。みなさんのポジティブな気持ちに感謝している。みなさんの生活に喜びをもたらすことができてうれしい。それが望みでした」とし、自身のパフォーマンスについては「私は出場して楽しんだし、真剣に取り組みました。一生懸命に練習し、本当に全力を尽くしました」と書き込み、釈明した。

その一方でネット上での誹謗中傷などについて「これほど多くの憎悪を招くことになるとは思っていなかった。率直に言ってかなり壊滅的なものでした」とし「私の家族やブレイキン、そしてストリートダンスのコミュニティー全体への嫌がらせはやめていただきたいと、心からお願いしたい。プライバシーを尊重していただきたいと思います」と記し、求められている謝罪はなかった。

またオーストラリアオリンピック委員会はガンの選考過程について、不正が疑われていることに「透明かつ独立した資格審査と指名手続きを経て選ばれた」との声明を発表。大会後も続く騒動の〝火消し〟に躍起になっていた。

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