１６日のＮＨＫ連続テレビ小説「虎に翼」に、ヒロイン学友の弁護士・轟（戸塚純貴）の交際相手「遠藤」として和田正人が登場した。和田はＴＢＳ系金曜ドラマ「笑うマトリョーシカ」にも主人公の女性記者（水川あさみ）の元夫役で出演している。
この日はヒロインの寅子（伊藤沙莉）が、判事仲間である航一（岡田将生）から明確にプロポーズされるシーンなどが放送された。終盤、明律大同窓生のよね（土居志央梨）と轟が共同で営む法律事務所を訪れた寅子の目に、轟が隣に座る男性の肩に頭部を寄せて仮眠する姿が飛び込んだ。轟は男性を「遠藤時雄」と紹介し「今、俺がお付き合いしているお方だ」と続けた。
轟については、すでに死んだ同窓生・花岡（岩田剛典）への思いが恋愛感情かと視聴者に取り沙汰された。今度は堂々の交際宣言。時代は昭和３０（１９５５）年ごろとあって、男性カップルはより〝生きづらい〟環境下にあったと思われる。演じ方も難しいところだが、和田のＸ（旧ツイッター）には「すごい役ですね」「こんな役出たことありますか？」「インパクトのある役」と感嘆の声などが寄せられた。
Ｘで「１１年ぶりの朝ドラ」と明かした和田。２０１３年度後期の「ごちそうさん」に杏演じるヒロインの幼なじみ「源ちゃん」として出演している。今回は、お相手役が好漢ぶりから「俺たちの轟」と人気キャラに。和田のＸには「俺達の轟と」「轟さんをよろしくお願いします」「轟さんを幸せにしてあげてください！」とのリプライも届けられた。