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【甲子園】東海大相模が広陵に大勝 9年ぶり8強入りに原監督「大きな自信にしていきたい」

東スポWEB 2024年8月16日 14時14分

第106回全国高校野球選手権大会の第10日(16日)第1試合は東海大相模(神奈川)が広陵(広島)を8―1で下し、9年ぶりの準々決勝進出を決めた。

打線が12安打と猛打を炸裂させた。「(相手先発の)山口君が少しコントロールが乱れたところを、点数取られた後の回に捉えることができたっていうのが大きかった」と試合後に振り返った原監督。その場面は1点ビハインドの3回だ。先頭打者の日賀(2年)が四球で出塁すると、才田(3年)と柴田(2年)が連続死球で一気に満塁とし、中村(2年)が2点適時打を放ち、逆転に成功した。

これだけでは終わらない。1点リードの5回は一死三塁から相手エース・高尾(3年)が2番手で登板すると、いきなり才田が右前適時打を放ち3点目をゲット。さらに一死二、三塁から中村の2点適時打で突き放した。6回にも一死二塁から下位打線の和田(3年)、日賀、藤田(3年)の3連続適時打で8―1と大量リードを奪って試合を決めた。

身長198センチのプロ注目左腕の藤田も快投を披露。2回一死満塁のピンチに捕逸で1点こそ与えたが、その後は要所を締め無失点に抑えた。87球を投げ、6回2安打1失点で勝利投手となり「自分らしさを出して、『粘り強さ』っていうのをイメージしてずっと投げてました」ときっぱり。「初回から立ち上がりが悪くズルズルいった感じがあったのでそこをしっかりと直して次の戦いに臨みたい」と冷静に振り返った。

原監督は「広陵さんに勝てたことは私たちの大きな自信にしていきたいと思います。次の戦いではしっかりと焦らず、気負わずやっていきたいです」と次戦に向けて意気込んだ。

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