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倉田真由美氏 南海トラフ地震臨時情報の終了に「人間は無力だという諦観が必要」

東スポWEB 2024年8月16日 15時30分

漫画家の倉田真由美氏が16日、X(旧ツイッター)を更新。南海トラフ地震臨時情報について言及した。

8日に宮崎県で震度6弱の地震が起きたことを受けて、気象庁は「南海トラフ臨時情報(巨大地震注意)」を発表。その影響で和歌山県白浜町ではビーチが閉鎖されるなどした。15日に臨時情報の呼び掛けは終わったが、お盆の時期だっただけに経済的損失が出たと話題になっている。

倉田氏はこうした事情を指摘する投稿を引用した上で、「地震の予知など未だできないのに、なぜこんなことになったのか。危険予測の報道はある程度の確度がないと、意味がないどころか社会や経済を止める動きが出て損失だけが残る」と訴えた。

続けて、地震対策としてできることは最低限の備えや地震が起きた際にどのように動くか想定しておくことぐらいだと指摘。また、「地震という大きな天災を前に、人間は無力だという諦観が必要」とし、「予知や自粛など、『なんとかできる』というおこがましさの現れでしかない」とつづった。

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