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性別騒動のヘリフが劇的大変身 ロングヘアに化粧で「フェミニンでエレガント」

東スポWEB 2024年8月16日 16時45分

パリ五輪ボクシング女子66キロ級金メダルで、性別騒動で渦中にあるイマネ・ヘリフ(25=アルジェリア)が大変身写真を披露し、話題となっている。

ヘリフをめぐっては世界ボクシング協会(IBA)が昨年の世界選手権の性別適合検査で基準値に達せず失格としていたが、国際オリンピック委員会(IOC)はパリ五輪に向けてパスポートの性別が女性であることから出場を容認。出場の是非をめぐって世界的な大論争となっていた。その後ヘリフはSNS等で中傷を受けたとして、訴訟に発展。米実業家イーロン・マスク氏や英作家のJ・K・ローリング氏が含まれているという。

大会後も身辺が騒がしい中、ヘリフはインスタグラムに地元の美容サロンがヘリフをゴージャスに大変身させた姿を投稿した。動画ではグローブをつけ、はにかみながらパンチを繰り出した後に画面が変わり、ロングヘアに化粧、イヤリングを付け、花柄の衣装を着用。首からメダルを下げて女性アナウンサーのようなたたずまいで笑顔を浮かべているヘリフがいる。

同サロンは「メダルを獲得するために、彼女には美容院や買い物に費やす時間はありませんでした。彼女は、自分の存在を証明するためにそれらの基準に従う必要性をまったく感じませんでした。私にとって彼女はスターであり、永遠のお気に入りです」「彼女は必要に応じてフェミニンでエレガントに振る舞うことができますが、リング上では装飾やハイヒールは必要ありません。必要なのは戦略、強さ、パンチだけであり、それが彼女の個性の本質です」などとヘリフの美を説明している。

別人のような大変身だが、コメント欄はアンチの声が記されている。英国メディア「デーリー・メール」も「劇的な大変身で女性らしい姿に」と報じるなど話題沸騰。大会後も騒ぎが収まる様子はなさそうだ。

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