Infoseek 楽天

【甲子園】滋賀学園が初の8強進出 山口監督「青森山田に粘って粘って圧力をかけたい」

東スポWEB 2024年8月16日 20時19分

第106回全国高校野球選手権大会の第10日(16日)の第4試合は滋賀学園が霞ケ浦(茨城)に6―2と快勝し、初の8強進出を果たした。

スローカーブで注目された左腕・市村(2年)に序盤から集中打を浴びせた。初回に4番・岡田(3年)の適時三塁打で先制すると、3回には4安打と仲田(3年)の左犠飛で2点を加えた。5回に市村を引きずり下ろすと、2番手の真仲(3年)から作田(3年)、東坂(3年)の連続適時打でリードを広げた。市村の緩い変化球をしっかり見極め「下に向いて打つ」意識を徹底させた結果だった。

投げては先発・脇本(3年)から5回途中に土田(2年)にスイッチ。早めの継投でわずか3安打に抑え、主導権を渡さなかった。4安打で本塁打を残してサイクルにリーチだった岡田は「緩い投手と分かっていたので狙っていた。単打で後ろにつなごうという意識でした。(サイクルは)全然意識していなかった。自分はついでいく4番。1人でも長打を狙うとつながらない。みんながバントできる」と胸を張った。

13安打の猛攻で3戦連続2桁安打。その一方でこの日は6犠打と機動力でも圧倒した。準々決勝の相手は青森山田。山口監督は「粘って粘って圧力をかけたい」とブレずにチームのスタイルを貫く。

この記事の関連ニュース