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【ブレイキン】豪0点選手をレジェンドも非難「辞退したらよかったのに。才能ない」

東スポWEB 2024年8月17日 5時15分

パリ五輪ブレイキン女子で、パフォーマンスが嘲笑されて物議を醸しているオーストラリアのレーチェル・ガン(ダンサー名・Raygun)に対し、ブレイキンのレジェンドも非難の声を上げた。

ガンは帽子、ウエアが緑と黄色で「クロネコヤマト」の制服と似ていることから日本で話題に。「クロネコヤマト」がトレンド入りするなど大きな話題を呼んだ。しかし、独創的すぎるダンスは海外で批判の的に。しかも3試合とも0点だったこともあり、X上ではガンのダンスを嘲笑する動画やコメントが殺到。また「よくこのレベルで代表になれたな」とレベルを非難する声も上がった。

そんな中、ブレイキン界のレジェンドとして知られるパイオニアのリチャード〝クレイジー・レッグス〟・コロン(58)が声を上げた。

オーストラリアメディア「ニュース・ドットコム」によると、コロンは「世界ダンススポーツ連盟がなぜこのようなことが起こるのを許可したのか、調査されるべき。オリンピックに出場するには、一定レベルの専門知識が必要だったはずだ」と批判した。

コロンは「ブレイキンは、困難な人生を送ってきた人々の文化から生まれたものだ。だから、そういうものを見ると、『おい、冗談か?』と思う」とガンのスタイルについてクレーム。

さらに「彼女にとっては趣味なのかもしれない。それはそれでいい。自分のやりたいことをして、楽しんで。でも、あなたは間違ったステージにいる。ただそこに行って、人々の文化全体を混乱させることはできない」と非難し「車を運転するのにエキスパートである必要はないが、路上で他の人を傷つけない程度にはうまくなければならない」とブレイキン文化を混乱させた場違いな演技だと苦言を呈した。

その上で「彼女が辞退していればよかったのに。彼女は他の誰かからチャンスを奪っていた。(ダサいと言われる)衣装は些細なこと。彼女には才能がなかった」と続けた。

ガンは世界から殺到する非難に「私はとても真剣に受け止めたし、一生懸命準備した」などと語っているが、波紋は広がるばかりだ。

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