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DAZN〝不買運動〟がフランスで拡大「料金が法外と物議を醸している」=現地報道

東スポWEB 2024年8月17日 6時5分

日本代表MF伊東純也(31=スタッド・ランス)らがプレーするフランスリーグで、動画配信大手「DAZN」の利用料金が高額すぎるとして波紋を広げている。

フランスでは、サッカーリーグの放映権をDAZNが獲得。今夏から配信を開始する。しかし、その会費をめぐってファンやサポーターから批判が相次いでいる。

フランスのラジオ局「Europe1」は「ぜいたくな価格で低価格のようなサービス…リーグアンの新興放送局であるDAZNがファンの不満を招く」と報道。その詳細をこう伝えた。

「開幕戦が、この夏にフランスリーグの放映権を引き継いだDAZNで放送される。そこがファンにとっては問題で、請求される料金に不満を持っている。リーグアン(サッカー1部)とフランス・バスケットボール選手権、MMA、ボクシング、女子サッカーリーグが含まれるプランを利用するには、月額29・99ユーロ(約4900円)、さらに1か月前に解約を通知するコミットメントなしのオファーでは39・99ユーロ(約6500円)を支払う必要がある」と指摘。同国メディア「ラ・ミヌートフット」によると、試合数の制限なしで視聴するには39・99ユーロのプランに入る必要がある。

月額料金が高すぎるとして不満は高まっており、フランス紙「フィガロ」は「リーグアン再開を控え、主要放送局であるDAZNの料金が法外とされて物議を醸している。『#Boycott(ボイコット)DAZN』はXのトレンド1位にさえなった」とフランスではDAZNのボイコット、つまり〝不買運動〟が呼びかけられる事態にまで発展しているのだ。

日本でもDAZNの利用料金が毎年のように値上げされて話題になるが、フランスでは批判が高まっているようだ。

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