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高須幹弥院長 美容整形外科医としての矜持「前向きに生きていける整形をやりたい」

東スポWEB 2024年8月17日 14時19分

【高須幹弥院長インタビュー④】高須クリニック名古屋院・高須幹弥院長(49)の直撃インタビュー最終回では美容整形業界第一人者のパーソナルな部分に迫る。高須院長の趣味や好きなYouTubeチャンネルは何なのか。さらにYouTubeチャンネルを始めて変わったこと、美容整形外科医として目指すものについて熱い思いを語った。

――高須院長の趣味は何ですか

高須 筋トレぐらいかな。あとはYoutubeを見るのが好きですね。それと犬(自宅で飼っている2匹の秋田犬)と遊ぶことですね。

――誰のYoutubeチャンネルを見てますか

高須 たくさんありますが、教養系が多いですね。上念司さんとか高橋洋一先生とか。あとは堀江貴文さんや最近仲良くしている精神科医の益田裕介などです。竹中平蔵先生、竹田恒泰さんのチャンネルも見ますね。

――休日は筋トレしたりYoutubeを見たり、犬と遊んだりする感じですか

高須 僕、お金は使わないんですよ。物欲もないんです。

――乗っている車もプリウスですよね。例えばベンツやBMWやフェラーリに乗ろうとは思わないんですか

高須 興味ないんですよ。そういうのに乗る人って結局、金持ちアピールしたいとか、若い女の子にモテたいからやると思うんですけど、そういう欲もないんです。

――若い女の子にモテたいと思いませんか

高須 思わないですね。キャバクラとか港区女子とかにも興味ない。ぜいたくをしたいとも思わない。当たり前のことに感謝して生きてるって感じですよ。健康で、筋トレもできて普通に生活できて、おいしいご飯を食べられてっていうことに感謝しながら生きてるって感じですね。物欲とか金欲を追い求めても幸せにならないってことを小学生くらいの時に悟ったんです。例えば高級フレンチを食べたり、高級な腕時計や外国車を手に入れた時は、ドーパミンがバーっと出て快楽を感じるんだけど、そういう快楽ってすぐ慢性化しちゃって楽しくなくなっちゃうんです。それよりもっと強い快楽を求めないと気持ち良くならないので。青天井でそういったことを求めちゃうようになっちゃうだけなんです。

――ギャンブル依存症のように止まらなくなる

高須 それもそうだし、覚せい剤やセックス依存症もそうですね。そういうのをドーパミン的快楽と言います。あとセロトニン的快楽っていうのもあって例えば朝起きて太陽の光を浴びて〝今日もいい天気だ〟って散歩をして気持ち良くなるような長く続くのがセロトニン的快楽といいます。そういう快楽は青天井とかなく、長くゆるく続くものなので、そういうものを求めた方が幸せになれるんですよね。ドーパミン的快楽はほどほどにしないといけないです。追い求めてはいけないですね。

――YouTubeチャンネルを始めて変わったことは

高須 Youtubeは配信者の人間性も伝わるものだと思っています。ありがたいことに僕のYouTubeチャンネルを見て、診察の指名してくれる人が増えました。「幹弥先生しか考えていない」と言って通ってくれる人もいます。症例写真や手術動画だけではなく、YouTubeチャンネルを見て僕を選んでくれる人がいるのはありがたいですね。

――美容整形外科医として思うことは

高須 美容整形っていろいろな手術があるんですが、本当に必要な手術をして患者さんに喜んでもらいたいと思っています。心が病んでしまって整形依存症になり、いろいろなクリニックを回って整形を繰り返している。そういった患者さんを手術してもその人を幸せにすることにはならないと思うんです。だから僕は必要じゃないと思う手術は断っていますし、勧めていません。そうじゃなくて本当にコンプレックスになっている顔の部分を整形することによって自己肯定感が高まって前向きに生きていける。そういう整形をやってあげたい。自己肯定感が低い人に自信をつけてもらってポジティブに生きていくことにつながれば僕にとっても喜びなんです。

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