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【甲子園】西日本短大付・西村監督 8強逃すも母校観戦の「新庄には感謝しかない」

東スポWEB 2024年8月17日 16時24分

第106回全国高校野球選手権大会の第11日(17日)第2試合は西日本短大付(福岡)が0―4と京都国際に零封負けを喫し、32年ぶりのベスト8入りを逃した。

母校を応援するため、甲子園に駆け付けた日本ハム・新庄剛志監督(52)が見守る中、勝利を届けることはかなわなかった。序盤からエース・村上(3年)が相手打線につかまった。0―0で迎えた2回二死一、三塁から山下(3年)の捕逸で先制点を献上。さらに自身の暴投で二死三塁とすると、中前適時打を浴びて追加点を許した。さらに5回一死一塁から左前適時打で3点目。9回にも3番手・尾方(3年)が二死二、三塁から内野安打を許して4点目を奪われ、打線も沈黙した。

西村慎太郎監督は「本来の力は出てない感じはしましたけれども、バッティングも含めて本当に相手が力強いチームだったので、よくあれだけ打たれて踏ん張ったんじゃないかなというふうに思っています」と先発右腕をねぎらった。

主将の高峰(3年)は「勝つことはできなかったんですけど、主将として最後まで自分の役割を果たせたかなと思います。(新庄監督が)来てくれたからには勝っている姿を見せたかったです」と声を震わせた。

この日、新庄監督はオデーゲームでのオリックス戦(京セラ)を前に聖地を訪問。西村監督は「新庄には感謝しかありません。これだけ忙しい中で来てもらうこと、また彼が来ることで、学校を含めて地域の方もいろんな意味で後押しをしてもらったなと思います」と同期だったチームメートに最敬礼した。

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