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【全日本】斉藤ジュン「DOOM!」 世界タッグ防衛後…本田竜輝のフィナンシェ強奪にブチギレ

東スポWEB 2024年8月17日 19時29分

全日本プロレス17日のアリーナ立川立飛大会で、世界タッグ王者の斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=37)が前王者の〝バカバカタッグ〟こと諏訪魔(47)&鈴木秀樹(44)を下し、V3に成功した。

試合は、諏訪魔と鈴木にタックル合戦を仕掛けられたレイが涼しい顔ではね返すなど、王者組がパワーを生かして有利に進める。だが、簡単には引き下がれない前王者組は、鈴木がテクニックと諏訪魔との好連係を見せ、ジュンが苦しめられる場面もあった。

それでも諏訪魔と鈴木の「投げるぞ、オイ!」をジュンが連続で返し、再びペースを取り戻す。さらにレイが2人に「フアーオ!」と叫びながら渾身のチョップを叩き込み、ダメージを蓄積させた。鈴木のカシン式タランチュラでレイが反撃を受けたが、要所は譲らない。

終盤には、ジュンが鈴木から雪崩式ブレーンバスターを狙われる大ピンチに。なんとか踏ん張るも、さらに下から諏訪魔が鈴木ごとパワーボムで投げようとされてしまう。だが、レイは鈴木の技をほどくと、これに気付かない諏訪魔から投げられそうになった鈴木がフランケンシュタイナーで切り返して口論しているところに、上からラリアートで吹っ飛ばす。そこから一気にたたみかけ、最後はジュンがジャックハマーで諏訪魔を叩きつけて、文句なしの3カウントを奪った。

試合後、斉藤ブラザーズは「バカバカコンビを倒して世界タッグを防衛したぞ!」(ジュン)、「この世界タッグは俺たち斉藤ブラザーズが永遠に防衛してやるぜ。フアーオ!」(レイ)と歓喜の雄たけび。

さらにジュンが猫の肉球を模したフィナンシェをほおばろうとした。そこに「やめろー!!」と割って入ってきたのが本田竜輝だ。新ユニット「エルピーダ」の綾部蓮とともにリングになだれ込み、なんとジュンのフィナンシェを奪って食べる暴挙に出る。

「はんへほうほうひははわはるは?」と飲み込む前から話し始めた本田は「俺はお菓子が大好きなんだ。お菓子以上に大好きなものが、それが…ゲフン!」とのどを詰まらせて水をゴクリ。そして「お菓子以上に大好きなもの。それは世界タッグのベルトだ」と挑戦を表明した。

これにレイは「おもしれえじゃねえか。ムカつくお前ら2人をぶっ倒してやるぜ。楽しみにしていろ」と受諾。一方、楽しみを強奪されたジュンは「本田竜輝!! 俺はお前を許さない。DOOM!」と鬼の形相になっていた。スイーツの恨みは恐ろしいといわれるが、果たして…。

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