女子プロレス「マリーゴールド」に新たな逸材が加わった。１７日に都内で開かれた会見で、レスリング出身の山岡聖怜（せり＝１７）の入団が発表された。
緊張した面持ちでマイクを持った山岡は「ジュリアさんの試合を見てプロレスってすごいなと思い、私もリングに立ってジュリアさんのようにかっこよくて強い女性になりたいと思ったのが、プロレスラーを目指したきっかけです」とあいさつ。「今後は練習を重ねデビューし、マリーゴールドをもっと大きくできるレスラーになりたいです」と誓った。
福岡県出身の山岡は、２００６年１１月１３日生まれの１７歳。現役女子高生だ。身長１６２センチ、体重は５４キロで、小学生の時にレスリングを始めた。２１年の全国中学選抜選手権５４キロ級で２位、２２年には全日本ビーチレスリング高校生軽量級１位の記録を持つ。姉は元レスリング選手でグラビアアイドルの山岡雅弥だ。
ロッシー小川代表からは「昨今の女子プロレス界はアラサー、アラフォーの選手が頑張ってますけど、もっと１０代の選手が増えないと業界の未来はない。スーパールーキーの１７歳に期待しています」とエールを送られ、来年１月３日の東京・大田区総合体育館大会でデビュー戦を行うことを言い渡された。
先月は元女子プロレスラー・大向美智子の長女、心希（しんの＝１５）が入団したばかり。期待の新星たちに注目が集まる。