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【新日本・G1】ザック・セイバーJr. 鷹木信悟との死闘制し決勝進出「新日本プロレスには俺がいる」

東スポWEB 2024年8月17日 20時39分

新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」は17日両国大会で準決勝が行われ、Aブロック1位のザック・セイバーJr.(37)が同2位の鷹木信悟(41)を撃破し、優勝決定戦(18日、両国)に進出した。

互いを知り尽くす両雄の一戦は、ハイレベルな攻防の連続となった。ザックはザックドライバーをグラウンドコブラに切り返されながらも、これを逃れて変型ヒールホールドに捕獲。鷹木の左足を徹底的に痛めつけた。

ラスト・オブ・ザ・ドラゴンをスリーパーホールドで切り返したザックは、バックフリップで脱出を許すと、今度は三角絞めに捕らえる。強引に持ち上げられてラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決められたものの、鷹木が左足のダメージでカバーが遅れたことで九死に一生を得た。

死力を尽くした打撃戦からパンピングボンバーをハイキックで迎撃したザックは、ショートレンジラリアートを発射。セイバードライバーをカウント2で返す驚異の粘りを見せた鷹木の左足をそのままアンクルホールドで捕獲する。自らの手で口を押さえてギブアップを拒む執念を見せる鷹木を、最後は膝十字固めでついにタップさせてみせた。

優勝決定戦ではBブロックを勝ち上がった辻陽太と激突する。試合後のリング上では辻と対峙。マイクを握ると「ミナサン、マタアシタ」と日本語でアピールして退場した。

バックステージでは「鷹木との戦いは最も大切なものの一つだ。すごい力を持っている。新世代の選手たちは自分たちのことしか気にしていないけれども、今は俺たちの時代だ。俺がもうすぐG1を優勝してIWGP世界ヘビー級王者になる」と高らかに宣言。

「G1クライマックスは世界のプロレス界においても、一番厳しいトーナメントと言っても過言ではない。鷹木を倒した俺を止めることができる者はいない。今の新日本に良いレスラーがいないみたいなことを言われたりもするが、新日本プロレスには俺がいる」と豪語し、悲願のG1制覇を誓っていた。

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