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【DeNA】筒香嘉智に死球…オースティン激高で警告試合 ファンもSNS上で〝場外乱闘〟

東スポWEB 2024年8月17日 22時39分

DeNA―巨人戦(17日=横浜)で、一触即発の乱闘未遂事件が発生し、場内は騒然となった。

事件は最終回に起きた。DeNAが1―11と大差をつけられて迎えた9回二死で、打席には代打・筒香嘉智外野手(32)。ここでこの回からマウンドに上がっていた伊藤優が投じた初球、145キロ直球が筒香の左肩に直撃する。

するとDeNAベンチから、同僚のオースティンが雄たけびを上げながら飛び出して激怒。伊藤優はすぐさま謝罪していたが、オースティンの怒りは収まらず、牧らチームメートに抑え込まれながらも怒りの叫びを連発し、両軍メンバーがグラウンド上に出てくる物々しい雰囲気となった。

伏線は直前の巨人の攻撃にあった。9回二死一、二塁の場面で打席に立った大城卓に対し、DeNAの5番手・坂本が投じた速球がすっぽ抜けて左肩の上部へ直撃。大城卓は静かに怒りの表情を浮かべながらも、治療のためベンチへと下がり、そのまま交代となっていた。

オースティンがこの大城卓への死球に対する「報復死球」と判断したかは定かではないが、結果的にこの試合は、審判団により警告試合と宣告された。

一連の騒動はファンの間でも物議をかもし、X上には「報復死球」「オースティン」が即トレンド入り。ファンから「メジャーはこういう試合が決まった後の死球に一番キレるよね」と、さまざまな意見が投稿された。

また「10分前大城を負傷退場させておいてなんでオースティンこんなキレてんの笑」「先に大城さんに当てたの忘れた?????」「大城と筒香じゃ格が違うんだからこっちがキレるのは当たり前だわ」など、両チームのファン同士による〝場外乱闘〟まで起きるなど、後味の悪い試合となった。

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