パリ五輪のスケートボード女子パークに出場した草木ひなの(16=スターツ)の〝素顔〟を、親友のスケートボーダー・前田日菜さん(19)が明かした。
草木は初の五輪で8位に終わったものの、〝鬼姫〟の異名通り物おじしない高速で大胆なスタイルでインパクトを残した。鬼姫の呼び名を「納得」と即答する前田さんは「ずっと練習している。休憩しているのを見たことがない」と証言する。
だが、競技を離れると普通の16歳だ。プライベートでも親交が深い前田さんは「スケボーが終わった後に温泉とかに行く。その時は恋愛の話しかしていなかった」と笑顔で明かす。また、2人で買い物を楽しんだ際は「ひなのは人に合わせるタイプ。ここに行きたいと言うと『じゃあうちもついていく』という感じ。とても優しい性格」という。
草木は17日に都内で行われた「VANSスケートイベント」にパリ五輪同種目銀メダルの開心那(15=WHYDAH GROUP)と参加。今後について「まだ考えていない。まずは目の前の一つひとつの大会で成績を出したい」と語り、4年後にスケートボードの本場で行われるロサンゼルス五輪挑戦への明言は避けた。鬼姫はどのような選択をするのか注目だ。