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【酒飲みの新常識】ビヤガーデンで飲むときは服装にも注意! 飲んべえが蚊の標的になりやすいワケ

東スポWEB 2024年8月18日 10時4分

自宅飲みをほぼ止めてから2年、ほとんど蚊に刺されなくなった。「年だから血がまずくなった」と言われることもあるが、同い年の友人は刺されまくっている。「やはり酒では?」と思って調べてみると、蚊に刺されやすい人の特徴の1つに「酒を良く飲む人」という条件が筆頭に挙がっていた。

体内に入った酒は、アルコール脱水素酵素によって毒性の高いアセトアルデヒドに分解される。アセトアルデヒドは、アセトアルデヒド脱水素酵素によって酢酸に分解され、最終的に無害な二酸化炭素・水となる。この二酸化炭素こそが、蚊に刺される大きな原因。二酸化炭素は口から多く排出され、それを好む蚊が集まってくるという。恐ろしいことに蚊は、10メートル先の二酸化炭素の発生源を感知できる能力があるという。

また蚊は体温が高い人を好む傾向もある。酒を飲むと、アルコールの作用によって体温が上昇するので、二酸化炭素に加え、ダブルで餌食になりやすくなるというワケだ。

となると注意しなくてはならないのが、ビヤガーデンでの飲みだ。蚊の少ないビルの屋上はまだ安心だが、木々が生い茂ったビヤガーデンは酒飲みの生き血を狙う蚊が、獲物を待ち構えている。虫よけスプレーはもちろんのこと、おすすめは薄い色の服を着ていくこと。何でも蚊は黒などの濃い色を好むので、薄い色のほうが刺されにくくなるのだそう。ビヤガーデンに行く際の参考にしていただければと思う。

この夏は猛暑の影響で、蚊が少ないとも言われているが、その分、生息期間が長くなり、越冬する蚊も少ないのだとか。かつて私も地下鉄で爆睡中、おでこの真ん中を刺されたことがある(しかもやぶ蚊)。夏ならまだしも、冬に蚊に刺されるってちょっとマヌケで恥ずかしい。酒飲みは夏だけではなく、秋冬でもうかうかしていられない。

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