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成田悠輔氏 自民党総裁には「ネコがいい」「何かあってもニョロニョロと…」

東スポWEB 2024年8月18日 12時0分

経済学者の成田悠輔氏が18日放送の「サンデージャポン」(TBS系)に出演。自民党総裁選について持論を述べた。

岸田文雄首相が次の総裁選への不出馬を表明したことで、立候補者が乱立しそうな気配となっている。それは同時に本命不在ということでもある。

そこで成田氏は「総裁はネコがいい」と提言。「怒りはもっともで、この状態で総裁選やるのに自民党をぶっ壊すという人すらいない。それくらい停滞している」と分析した。

続けて、「もう少し広い視点でみると、日本人全体がイヤイヤ期に入った。誰が来ても嫌だ、誰も支持できない。実際、岸田さんの支持率は低かったが、かといって自民党内で代わりの人いるかというといない感じ。野党に支持が集まっているかというとそれも集まっていない。政権交代の機運も低い。だから誰が出てきても、たたかれる、支持率が低いという状態が続かざるをえない」と、望まれる人が誰もいない状況だと指摘した。

とはいえ、ネコがいいとはどういうことか。「日本みたいな衰退国で国民は苦しんでいる。一人政治家が出てきたからってそれを変えることはできない。そういう状態だと総理・総裁の役割はできるだけ嫌われにくい、何かあってもニョロニョロとうまく逃げていく能力が大事になる。つまりネコみたいな人。長い目で見ると人間じゃなくて本当にネコでいいんじゃないのか」と成田氏はまとめた。

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