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落合博満氏 中日・高橋宏斗のメジャー流出を〝危惧〟「そのうち行きたいと言い出すかも」

東スポWEB 2024年8月18日 14時29分

現役時代にNPB最多の3度の3冠王を獲得した元中日監督の落合博満氏(70)と元DeNA監督の中畑清氏(70)が18日、TBS系「サンデーモーニング」のスポーツコーナーにご意見番として生出演。13日のヤクルト戦(神宮)で自身初の2桁勝利となる10勝目をマークした中日・高橋宏斗投手(22)について言及した。

番組内で17日現在、防御率0・68でセ・リーグトップを誇る高橋宏の躍進ぶりを報じ、残り37イニングを投げると規定投球回数に達し、このまま自責点3以内を続ければ、1943年に藤本英雄(巨人)が記録した0・73を更新する日本新記録となる。

落合氏は高橋宏について「出だしがファームからですよね。よく持ち直して出てきたなという感じですよね。そこから投げるたびにゼロで抑えてきている」と目を細めながら「真っすぐとフォークの使い方がうまいな」と解説した。

さらに落合氏は「そのうち、こういう数字を残しているとアメリカに行きたいというふうに言い出すかもわかりませんね」と指摘した。

続けて中畑氏は「アメリカに行っている(ドジャースの山本)由伸とオフに同じトレーニングを一緒になってやっている。彼の状態を参考にしている」と紹介。その上で「ピッチングの幅とか、真っすぐの球しかなかった変化球も幅広く使って。あと侍ジャパンを経験をしているのも大きいと思う。そういった意味では幅が広がって、自信めいたものが、今マウンド上で躍動している。規定投球回数に到達して(防御率が)0点台だったら、とんでもないことになりますよ。今のうちにサインもらった方がいいですよ」と笑いを取った。

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