Infoseek 楽天

【新日本】エル・ファンタズモ H.O.T入り拒絶し袋叩き…EVIL「ハナから要らねえ」

東スポWEB 2024年8月18日 17時34分

新日本プロレス18日の両国大会で、エル・ファンタズモ(37)が極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の勧誘を断り理不尽なリンチのエジキとなった。

ファンタズモは昨年のG1クライマックス後にゲリラズ・オブ・ディスティニー(G.o.D)に加入した。しかし今年に入ると同ユニットはタマ・トンガ、タンガ・ロアが退団しWWEに移籍。6月大阪城ホール大会を最後にヒクレオも姿を消し、メンバーはファンタズモと邪道の2人のみとなっている。

さらにその邪道とも、今年のG1で関係が悪化。14日浜松大会のBブロック最終公式戦ではデビッド・フィンレーのセコンド・外道がレフェリーのカウントを妨害し勝機を逃したのだが、ファンタズモは何を勘違いしたのか邪道に不信感を募らせていた。

これに便乗したのがEVILだ。17日両国大会では「頭抱えてんならH.O.Tが拾ってやってもいいぞ」と悪魔のささやきで勧誘していた。

そして迎えたこの日、ファンタズモは棚橋弘至、矢野通、ボルチン・オレッグ、海野翔太と組みEVIL&成田蓮&高橋裕二郎&SHO&金丸義信と10人タッグ戦で激突。開始前にH.O.TのTシャツを手渡されたファンタズモは、迷うような素振りを見せて場外へ退避し、試合に加わろうとしない。

棚橋の窮地にようやく駆け付けたファンタズモだったが、成田に背後からベルトで殴られる。さらにそのベルトを成田が棚橋に渡したため、ファンタズモは混乱。結局孤立した棚橋がEVILの急所攻撃から東郷のダイビングセントーンを浴びて3カウントを奪われてしまった。

試合後のリング上で「ヘイ、ファンタズモ。まだ棚橋を信じるのか?」とEVILにささやかれたファンタズモは、イスで棚橋を殴るように命令を受ける。しかし制止に訪れた邪道と抱擁をかわすとやはり正義の心を取り戻し、H.O.T入りを拒否。成田の改造プッシュアップバーで殴打されると、EVILから「テメーなんて入れるわけねえだろ、H.O.Tに」と罵倒されてしまった。

バックステージではEVILが「テメーみてえなクソぼんくら野郎はハナから要らねえんだ」と改めてファンタズモを斬り捨てる。一方でダメージが甚大なファンタズモはノーコメントで会場をあとにし、遺恨がさらに深まる結果となった。

この記事の関連ニュース