タレントのフワちゃんが18日放送の日本テレビ系「行列のできる相談所」で、不適切投稿の相手であるピン芸人のやす子(25)と共演した。この日の放送を最後に番組への出演は途絶え、番組復帰も厳しい。というのも、これを決定づけそうな〝放送禁止用語騒動〟があったからだ。
フワちゃんはレギュラー出演する18日放送の「行列」でやす子と共演を果たした。ただ、フワちゃんの姿やトークはカットされた。
18日放送はX(旧ツイッター)での不適切投稿(4日)前に収録。同じくレギュラー出演する北村晴男弁護士は17日配信の自身のユーチューブチャンネルで、収録は「騒動が起きる直前だった」と明かした。
フワちゃんは騒動を受けて11日から活動休止中だが、活動再開しても番組復帰は厳しい。テレビ界は改めてフワちゃんを〝身体検査〟し、その中で放送禁止用語騒動があったことが広まっているからだ。
テレビ局関係者の話。
「フワちゃんは7月に中国・上海で、ある番組のロケに参加し、夜市のかき氷店を訪れました。ロケ中に中国人男性に絡まれて口ゲンカに発展。カメラが回っている中、ロケに同行していた中国語を話すコーディネーターに対し日本語で、ある放送禁止用語の中国語訳をたずねました。中国人男性に中国語で言い返したかったわけです。この放送禁止用語がやす子さんへの不適切投稿と同じでした」
フワちゃんはこれ以外にも、今回の騒動と同様の不適切表現をしていた。
「Xで今年春から、通常アカウント(本アカ)とは別に有料アカウント(サブスク)の運用を開始。本人はこれを『裏アカ』と呼んでいます。有料アカでは複数回にわたり、今回と同様の不適切投稿をしていた。本人に悪気はなく、日常的な表現だったんです」(別のテレビ局関係者)
テレビ界が想像していた以上に、テレビ向きとは言いがたいタレントだったようだ。
フワちゃんは8日、Xで、不適切投稿をした理由についてやす子に「アンチコメントがつくなら」といった趣旨だったとし、それを誤って実際に投稿してしまったと釈明。つまり〝誤爆〟だ。
関係者の間では、有料アカに投稿したかったところ、誤って本アカに投稿してしまったのでは――という情報が流れたが、フワちゃんの所属事務所担当者は取材に「事実ではありません」と否定。8日の釈明通り、誤爆だとした。