ドジャースの大谷翔平投手(30)は18日(日本時間19日)に敵地セントルイスでのカージナルス戦に「1番・DH」で先発出場し、5回に2試合連発となる39号先制ソロを放った。
敵地ブッシュ・スタジアムがどよめいたのは5回一死無走者だった。相手先発の右腕グレイが投げた初球、ほぼ真ん中のカーブを完璧に捉えた。角度22度、打球速度113・5マイル(約182・7キロ)のロケット弾は右中間へ一直線に伸びるとカージナルスブルペンに飛び込んだ。均衡を破る39号先制ソロは飛距離396フィート(約120・7メートル)。前日放った38号とほぼ同じ弾道で、現地実況は「デジャブ」と表現した。この時点でナ・リーグ本塁打王を争うオズナ(ブレーブス)に再び3本差とした。
初回先頭はカウント1―2から内角低めのスイーパーに空振り三振。3回先頭はカウント1―1から真ん中高めのカットボールを逆方向へ打ち上げるも三飛だった。