米、欧州女子ゴルフツアー共催の「ISPSハンダ・スコットランドオープン」最終日(18日=日本時間19日、英ゲイレスのダンドナルドリンクス=パー72)、8位から出た古江彩佳(24=富士通)は4バーディー、ノーボギーの68をマークし、通算9アンダーの3位に入った。
首位との7打差を追ってスタートした古江は、風などで全体のスコアが伸び悩む中、しっかり伸ばしたが、首位スタートで優勝したローレン・コフリン(米国)が69でまとめたため、逆転はならなかった。「昨日(3日目)より風が強い中で(ボギーピンチを)うまく耐えしのいでいいゴルフができたと思う」と振り返った。
2022年大会は最終日の62で米ツアー初優勝を飾った。「逆転しようと思ったら、バーディーチャンスについているところも多かったんですけど、そこをしっかり入れていかなきゃいけなかった」
逆転Vこそならなかったが、今週の今季メジャー最終戦「AIG全英女子オープン」(22日開幕)へ弾みのつく上位フィニッシュ。セントアンドリューズでも風との戦いとなる場面も少なくないだけに「(今週は)ぼちぼちうまく対応できた。特に風の経験は大きいので、そこは同じようにできたらと思う」とプラス材料を挙げた。
エビアン選手権でメジャー初優勝を飾ったばかり。日本勢初となるメジャー連勝なるか。