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【マリーゴールド】運命のラストマッチへ 桜井麻衣が明かすジュリアとの〝秘話〟「つらくてトイレに隠れて泣いてました」

東スポWEB 2024年8月19日 6時18分

女子プロレス「マリーゴールド」の〝超貴婦人〟桜井麻衣(33)が、19日の東京・後楽園ホール大会で行われる師匠・ジュリア(30)との一騎打ちで覚悟を見せる。

米「WWE」への移籍が確実視されるジュリアから、日本マット最後の相手に指名された。運命の日を目前に控えた桜井は「自分を選んでくれたことはとてもうれしい。私にとって最大のチャンス。ジュリアを必ずぶっ潰して、勝ち逃げなんてさせない。悔いのないように全力で今までの気持ちぶつけます」と闘志を燃やす。

2022年2月、スターダムマットでジュリア率いる「ドンナ・デル・モンド」に加入。毎日怒られながらも、厳しい練習に耐えてきた。「試合で勝っても『全然ダメ。負けたアイツの方がよかった』と言われて…。エルボーだけや張り手だけで2時間練習したこともあった。もちろんその経験が今の自分のためになってるけど、あの時はつらくてトイレに隠れて泣いてました」と振り返る。

2年半行動をともにしてきた師匠のカリスマ性や発言力に憧れる一方で、思うところもあった。「ジュリアは最後においしいところを全部持っていくところや、自分が中心になるように持っていく力がある。プロレスラーとして大切なことだけど、それだとただ『ジュリア1強』なだけで団体として上には上がれないと、そばにいてずっと思っていた」

周囲からはジュリアが抜けた後の団体を心配する声が上がる。だが、桜井は「私はむしろジュリアがいなくなってからの方がいろんな可能性があると思うし、今の団体をガラッと変えていきたい。ジュリアの色を消してやります」と強い決意を示した。

「ジュリアに負けたら貴婦人の生活はしばらくやめて、庶民の生活をする。泥水でもすすりながら生きていきますよ」。悲願の師匠超えを果たす日がやってきた。

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