Infoseek 楽天

【甲子園】東海大相模・原監督 関東対決に惜敗し4強逃す「頂点って簡単なようで簡単じゃない」

東スポWEB 2024年8月19日 13時24分

第106回全国高校野球選手大会の第12日(19日)第1試合で5年ぶり12度目出場の東海大相模(神奈川)が5年ぶり9度目出場の関東第一(東東京)との関東対決に1―2で競り負け、優勝した2015年以来、9年ぶりの4強入りを逃した。

プロ注目左腕のエース・藤田(3年)が3試合連続で先発。6回まで無失点と踏ん張ったが、7回に相手4番・高橋(3年)に先制ソロを浴び、9回途中で降板。2番手・福田も暴投や内野安打で追加点を許した。

打線は相手先発左腕の畠中(3年)の前に8回まで散発3安打無得点と手も足も出せず。9回は1四球と2安打などで1点を返したが、反撃も届かなかった。

元巨人で、監督に就任後、初めて甲子園に出場した原俊介監督は「先制点が取れなかった。畠中投手は外角中心だったのでゾーンを上げて打てるボールを打っていこうとしたが…。頂点って簡単なようで簡単じゃないな」と痛感。その上で「選手たちは最後まで諦めず集中力を持ってやってくれた。素晴らしい夏をもらった。私自身も夢の中の世界で、キラキラ輝いていました」と涙を流しながら振り返った。

9回途中で交代した藤田については「一生懸命投げてくれていたが、横から見たら体力の限界と感じた。迷ったがここで継投しないと後悔すると思い、決断した」と明かす。

注目された関東対決に敗れ「負けたチームの思いを代表して、関東第一さんに優勝を目指して頑張ってほしい」とエールを送っていた。

この記事の関連ニュース