パリ五輪バドミントン男女混合ダブルスで銅メダルを獲得した渡辺勇大（２７）、東野有紗（２８＝ともにＢＩＰＲＯＧＹ）の〝ワタガシ〟ペアは１９日、横浜アリーナで「ダイハツジャパンオープン」（２０～２５日、横浜アリーナ）の前日会見に出席。それぞれの今後について語った。
１３年間ペアを組んできた２人はパリ五輪終了後解散を発表。突如の発表にファンは驚いた。公表後初めて公の場に登場した渡辺は「東京五輪終了後、パリ五輪が集大成になると話していた」と３年前から決意していたことを明かした。
今後については９月に鳥取で行われる全日本社会人選手権に渡辺は田口真彩（１８＝アクト西京）と混合ダブルス、東野は桜本絢子（２９＝ヨネックス）と女子ダブルスでエントリーしている。東野は「桜本選手と組んでいこうと思っている。厳しい挑戦になると思うが、ロス五輪を目指して頑張りたい」。渡辺は「まだかなり見通しが立っていないのでこの場ではお伝えできない」と明言は避けた。
ワタガシペアとして有終の美を飾れるか。ジャパンオープンに向け東野は「ワタガシペアとして最後の大会。２人で思い切り楽しんでたくさんの方々に混合ダブルスを楽しんでいただきたい」と意気込みを語った。