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【スケートボード】吉沢恋 ロス五輪に向け体を強化へ「新しい技に挑戦すると大きな代償もある」

東スポWEB 2024年8月19日 14時35分

パリ五輪のスケートボード女子ストリートで金メダルの吉沢恋(ここ=14、ACT SB STORE)が、同競技で10代の選手が躍進していることについて自らの考えを明かした。

吉沢は19日、都内の日本記者クラブで会見を開いた。初出場で見事に優勝を果たし、「こういうふうに取材を受けさせてもらって、金メダルが取れてうれしいなと改めて実感している。ここまで頑張ってきて本当に良かったなと思います」と満面の笑みを浮かべた。

2021年の東京五輪からスケートボードは採用され、大会出場にあたっての年齢制限はない。今大会の同種目では15歳の赤間凛音が銀メダルを獲得し、東京五輪銅メダルの中山楓奈(ふうな=19、ムラサキスポーツ)は7位に入るなど、入賞者は全て10代だった。

吉沢も「10代が一番(競技面で)成長できる期間で、20歳以上になってくると五輪みたいな大会で活躍するのは難しくなってくると思う」と見解を示しつつ、「それでも、そういうところを覆していければ一番いいかな。たくさん下の(世代の)子がこれから追ってくると思う。そこは気にせずに、一番は楽しんで競技ができたら幸せだと思う」と今後の展望を語った。

その上で、4年後のロサンゼルス五輪に向けて「いくつかやっていきたい技はあるけど、まずはケガをしないで五輪予選に向かっていく必要がある。いろんな新しい技に挑戦すると、その分大きな代償もある。そこで挑戦するけど、その分ケガをしないようにトレーニングをしたい。体自体を強くしていくことを意識して、ロスに向かっていければいい」と力を込めた。

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