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小林鷹之氏が自民党総裁選に出馬表明「新たな自民党に生まれ変わることを約束します」

東スポWEB 2024年8月19日 16時44分

自民党の小林鷹之前経済安全保障担当相が19日に都内で記者会見を開き、総裁選に出馬することを表明した。

小林氏は「来る自民党総裁選に覚悟をもって出馬することを表明します。当選4回、40代、普通のサラリーマン家庭で育った私が派閥に関係なく、今、この場にこうして立っているその事実こそが自民党が本気で変わろうとする象徴になる」と訴えた。

裏金問題や旧統一教会との関係で自民党への国民の信頼が揺らいでいるなかでの総選挙となる。「私はすべての党員、そして国民の皆さまに約束します。新たな自民党に生まれ変わることを、夢と希望を感じられる社会を作ることを、そして皆さんと一緒に世界をリードする日本を作ることを。私は新たな時代に挑戦します」と宣言。派閥に頼らない総裁選にすると訴えた。

主な政策として、「経済が財政に優先する」と経済政策を第一に掲げた。外交・安全保障ではグローバルサウスと欧米先進国との架け橋になる新たな戦略外交「BRIDGE」を提言。「安心」と「希望」に関わる政策として社会保障制度改革や若者の手取りを増やすことなどを訴えた。最後に、憲法改正について「先送りできない課題」とし、緊急事態条項創設と自衛隊明記に取り組むと話した。

また、自身の名前である〝鷹〟を例えに、「鷹は時折、古い羽を新しい羽に変える換羽(かんう)という習性を持っています。新しい羽でより高く、より遠くへ飛べるそうです。自民党も換羽が必要な時期を迎えています」と変革を訴えた。

会見場には20人以上の同僚議員が訪れ、小林氏を見守っていた。

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