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大谷翔平にささやかれる今季中の二刀流電撃復活 ゴメスGMは否定「単純に、それはない」

東スポWEB 2024年8月19日 16時44分

ドジャース・大谷翔平投手(30)が順調な回復ぶりを見せている。18日(日本時間19日)のカージナルス戦で2試合連発となる39号ソロをマークした。37盗塁と合わせて史上6人目となる「40―40(40本塁打&40盗塁」も目前だ。

本塁打は依然としてナ・リーグ単独トップながら打率は2割9分まで降下。ただ、そもそも大谷はリハビリ中の身でもある。昨年9月に右ヒジを手術し、今季は打者に専念する方向で二刀流を封印している。しかし、打撃に好不調の波はあっても軒並みトップクラスの成績を収めているとあって、いつしかリハビリの事実は忘れられがちとなっている。

キャッチボールの距離も当初よりも伸びて約45メートルに達し、14日(同15日)には初めて座らせたブルペン捕手に投球。球速も143キロを計測し、投手復帰に向けて着実に段階を踏んでいる。こうなると、おのずと高まるのが二刀流復活の「前倒し」だ。

ドジャースの専門メディア「ドジャース・ネーション」は「USA TODAY」の敏腕記者、ボブ・ナイチンゲール氏にゴメスGMが「単純に、それはない」と明かしたと伝えた。

これを受け「ドジャースファンは大谷がロサンゼルスで投げる姿を見たいと願っているが、今年は不可能だ。ヒジの大ケガから回復中で、ほとんどの投手はトミー・ジョン手術を受ける。しかし、大谷はどのような手術を受けたかを秘密にしている」「ドジャースのスラッガー(大谷)はケガをしていても打てる。そして、それが指名打者としての今年の彼の役割だ」「ドジャース最初のシーズンで大谷がマウンドに立つところを目撃できれば素晴らしかっただろう。ドジャースのリード(ゲーム差)は減りつつある。最も必要としているのは大谷のバットである」と結論づけた。

ただ、チームでは故障の連鎖が続いており、開幕投手も務めたエースのグラスノーが負傷者リスト(IL)入りし、新人右腕のライアンもトミー・ジョン手術を受ける。大谷の投手復帰がないとすれば、別の方策を練るしかないが果たして――。

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