Infoseek 楽天

箭内夢菜 地元・福島の風評対策をサポート「誤解を解くために協力させていただきたい」

東スポWEB 2024年8月19日 17時0分

女優の箭内夢菜(24)が19日、都内で行われた環境省主催「令和6年度 ぐぐるプロジェクトキックオフミーティング」に出席した。

ぐぐるプロジェクトは、2021年より環境省が進めている放射線の健康影響に関する情報発信を展開するもの。今年度は、福島県在住の若者を中心に風評対策の新たな取り組みを実施予定で、サポーターとして福島県出身の箭内が起用された。

今回「ふくしまメッセンジャーズサポーター第1号」に就任した箭内に任命状が手渡されると「大好きな地元、福島県のお役に立てるということでお手伝いさせていただきたいと思いました」と笑顔を見せた。

11年に起きた東日本大震災時は小学4年生だったという箭内は「合奏部に入っていて、体育館で演奏をしていたんですけど、長い時間揺れが続いたので怖かった。家が直後から停電になって、ライフラインがストップしてしまった。子供だった私は不安で、どのくらいこれが続いてしまうんだろうと思ったら怖かった」と当時の心境を語った。

さらに「震災があったあとに線量計が配られていた。全校生徒が首からかけていて、それが当たり前。みんなやっていた」と自身の経験を語った。その上で、放射線に関する健康影響について福島と全国で認識の違いがあることに対し「それが差別に繋がってしまうんだったら、その誤解を解くために協力させていただきたい。これから精一杯、どんどん発信していけるように頑張ります」と意気込んだ。

この記事の関連ニュース