ロッテ・佐々木朗希投手(22)の今オフのメジャー挑戦断念報道が米国で大きな波紋を呼んでいる。
米紙「USA Today」の敏腕記者として知られるボブ・ナイチンゲール氏が18日(日本時間19日)、自身のX(旧ツイッター)で「複数の幹部によると、佐々木朗希は当初の予定通り、この冬に赴任するのではなく、もう1シーズン日本に滞在する可能性があるという」と伝え、米球界は騒然。佐々木の移籍先として最有力とされていたドジャースにも衝撃が走ったようだ。
ドジャース情報を事細かに配信している専門メディアの「ドジャーネーション」は「ドジャースのオフシーズンの大きな目標は結局、フリーエージェントにならないかもしれない」と速報。「彼はNPBを去る前に自分の技術を向上させるための時間をもっと欲しがるのかもしれない。アメリカ野球への移籍は一大事であり、早すぎる移籍は佐々木のキャリアにダメージを与えるかもしれない」と1年の先送りには理解を示しつつ「多くの人がこの投手が2024年にメジャーにやってくると推測していたが、佐々木も球団も右腕投手の計画を明らかにしていなかった」と無念さをのぞかせた。