ボクシングの世界スーパーバンタム級４団体統一王者・井上尚弥（３１＝大橋）がＷＢＯ同級２位ＴＪ・ドヘニー（３７＝アイルランド）と防衛戦（９月３日に東京・有明アリーナ）を控える中、新たな〝刺客〟がモンスターの対戦相手に名乗りを上げた。
米専門メディア「ボクシング・シーン」は「新チャンピオンのアンジェロ・レオはフェザー級に井上尚弥を迎える準備ができている」と題する記事を掲載した。井上が将来的に参戦を視野に入れるフェザー級では、新王者が誕生。１０日に米国で行われたＩＢＦ同級タイトルマッチで、挑戦者アンジェロ・レオ（米国）が王者ルイス・アルベルト・ロペス（メキシコ）にＫＯ勝ちで王座を奪取した。
同記事では「２階級制覇を果たしたばかりのアンジェロ・レオは、フェザー級で井上尚弥と戦いたいと語った」「レオ（２５勝１敗、１２ＫＯ）は、将来的に日本の『モンスター』との対戦を希望している。『もちろんだ。ナオヤはある意味、現在世界最高のファイターの一人だと思うし、ぜひ彼と対戦してみたい』『彼は現在スーパーバンタム級で戦っていると思うが、将来フェザー級に階級を上げる計画だという噂をたくさん聞いている』と語った」と伝えた。