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【マリーゴールド】ジュリアが桜井麻衣に〝完勝締め〟 藤本つかさに突如要求「リングで会わないと」

東スポWEB 2024年8月19日 22時50分

女子プロレス「マリーゴールド」の〝お騒がせ女〟ことジュリア(30)が、まな弟子の桜井麻衣(33)に完勝した。

米「WWE」への移籍が確実視されるジュリアは、19日の東京・後楽園ホール大会で桜井と激突。この日が日本ラストのシングルマッチに合わせ、髪の毛をマリーゴールド色に染めて入場した。

試合開始のゴングが鳴ると早速場外乱闘で大暴れ。イスを持ち出すと和田京平名誉レフェリーに大激怒される。押し問答の末、和田レフェリーに張り手を決めて失神させたジュリアは、その隙にテーブルをセッティングすると、パイルドライバーで桜井の脳天を突き刺した。

それでもくらいついてくる桜井に、ジャーマンからのおきて破りのノーザンライトボムを決められたジュリアはピンチに。驚いた表情を浮かべると、頭突きを連打され追い込まれてしまう。

だが、ノーザンライトボムで反撃すると、旋回式のグロリアスドライバーをズバリ。最後は惜別の変型ノーザンライトボムで3カウントを奪った。

試合後、マイクを持ったジュリアは数日前に桜井と大ゲンカしたことを明かし「あの時、桜井に完全に嫌われたなって思ったけど、うれしかった。よくここまで頑張ってきたな。やっとプロレスラー桜井が生まれたと思った」と呼びかけるるや「プロレスラーは嫌われてなんぼだよ。メインイベンターとして、その気持ちずっと持っておけ。それが私からのメッセージだ」とマイクを渡した。

桜井は「こんなにたくさんのものを背負って戦ってきたんだと実感できました。今日は勝てなくてとっても悔しい。でも試合できて、ジュリアに出会えて本当によかったです」と大号泣。さらに「アメリカに行っても、私はあなたの味方。でも、レスラー桜井麻衣としてはマリーゴールドでテッペンを目指してこの団体を引っ張っていきます」と宣言する姿に、ジュリアはようやく笑顔を見せた。

25日の東京・新木場1stRING大会ではエクストラマッチとして1人1分全員掛けが行わられる予定で、所属選手の他、他団体選手にも対戦相手を呼びかけている。

ジュリアは「ここで1人だけリングで会わないといけない人がいる」と切り出すや「それは私をこの世界に引きずり込んだ女、アイスリボンの藤本つかさ」と古巣の師匠の名前を口にした。会場が騒然とする中、「今日がラストマッチっていう気持ちは変わらないんだけど、1分でもいいからリング上で語り合う時間をください」と呼びかけた。

最後は会場に集まったファンに向け「これから私は死ぬ気で精いっぱいしがみついて、もがいて、あがいて世界のテッペンを取ってきます」と約束。最後は「ジュリアのことが好きで好きでたまらない諸君、アリベデルチ! またな!」の大合唱で大会を締めた。

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