元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が、だらしない野党の姿勢を嘆いた。
橋下氏は広島・安芸高田市前市長の石丸伸二氏の立憲民主党〝批判〟に反応。石丸氏は１８日、自身のユーチューブ動画で、自民党総裁選に比べて盛り上がりに欠ける立憲の代表選について「完全にスルーされてません？」「恐ろしいほど無視されてるわけですよ。国民から、メディアから。何か手打とうよ」などと語った。
橋下氏は２０日までにＸ（旧ツイッター）を更新。石丸発言を取り上げたニュースを引用し「立憲も維新も自民党の真似をして飲み食い政治をやってるからね。それが政治だと信じ切っている」とピシャリ。
批判の矛先は自身と関連の深い日本維新の会にも向けられた。
「多数派形成も全てオープンでの激論の上に行うとか、野党間予備選で立憲と維新が死に物狂いで潰し合うとか、そういうことが無党派層やメディアを惹きつけることなのに、あいも変わらず領収書非公開での飲み食い」「国政維新は自民党に袖にされて『本気でケンカする！」と言ったっきりで何もせず。こりゃ無視されるわ」と呆れたように、つづっている。
日本維新の会は６月の政治資金規正法改正案を巡り、馬場代表と岸田首相の党首会談で合意文書を交わし、衆議院本会議の採決では賛成にした。しかし自民党はその後、今国会での旧文通費改革を見送るとし、反発した維新は参院本会議で反対に回った。