欧州のモータースポーツ専門メディア「ザ・レース」が、Ｆ１ドライバーの人気に関する大規模な調査を実施して、ＲＢの角田裕毅（２４）がトップ１０入りを果たした。
同メディアは、英国、米国、オーストラリア、インド、カナダなどを中心にして１０３か国から数千人規模の投票を募り、さまざまな項目で支持率を調査した。
最も注目を集めた人気ドライバー部門では、ランド・ノリス（マクラーレン）が約１５％の得票で堂々の１位。シャルル・ルクレール（フェラーリ）が約１１％で２位に続いた。
上位は強豪チームのドライバーが名を連ねる中で健闘を見せたのが角田だ。約４％の得票で９位に食い込んだ。同僚で「ネットフリックス」の影響などから絶大な人気を誇るとされるダニエル・リカルドは１０位で僅差ながら上回り、角田の人気の高さが浮き彫りになった。
絶対王者のマックス・フェルスタッペン（レッドブル）は約８％の得票で７位と以外にも低迷した。
今回行った世界規模の人気調査はスポンサー獲得にも影響する可能性があるだけに、角田としては将来の強豪移籍に向けてアピール材料になりそうだ。