Infoseek 楽天

【甲子園】神村学園・小田監督「正林ですよ」 関東第一との準決勝は不動の4番の爆発に期待

東スポWEB 2024年8月20日 19時4分

第106回全国高校野球選手権大会で関東第一(東東京)との準決勝(21日)に挑む神村学園(鹿児島)が20日、淡路佐野運動公園室内練習場で打撃練習などを行い、最終調整をした。

準々決勝では優勝候補の東海大相模(神奈川)に2―1のロースコアで競り勝った。小田監督は「警戒するのは1、2、3番の足の速い選手かなと思います」と飛田、成井、坂本の3選手の名前を挙げた。「3人をやっぱり塁に出してしまうと4番の高橋くんに回ってしまうので、できる限り4番の前にランナーをためないように、何でもできる左バッター3人をどう抑えるかっていうのを1つポイントに置いてます」と冷静に分析した。

一方、チーム内で期待する選手を聞かれ、「そんなの一人しかいないでしょ(笑い)」とキッパリ。「正林(3年)ですよ」と「不動の4番」に絶大なる信頼を寄せた。今大会では打率1割1分8厘と不調が続いているが、「これだけ(相手に)警戒されてるので、(正林の)前後を打つバッターを含め『打線』としていかに機能するかというところがポイントだと思っています」と周囲のサポートを期待した。

最後には「厳しい試合にはなると思うんですけど、取られたら取り返す、打たれたら打ち返す。それぐらいの強い気持ちを持って全員で挑みたいと思います」と大一番に向け意気込んだ。

この記事の関連ニュース