第１０６回全国高校野球選手権大会の準決勝（２１日）に挑む関東第一（東東京）は２０日、淡路佐野運動公園室内練習場で打撃練習や軽めのノックなどをして汗を流した。練習後、米沢監督と主将・高橋（３年）は宿舎で報道陣の取材に応じた。
対戦するのは２年連続７度目の出場となった神村学園（鹿児島）。米沢監督は相手について「すごく前を見てるチームだなと、やっぱり上を目指してるなと思います」と評した上で、「左打者が多く、積極的な走塁も見えますし、逆に言えばウチと正反対の攻撃のチームなのかなと思います。こちらは守備のチームとして、守備を中心にっていう思いでぶつかっていきたいです」とプランを語った。
高橋も「どちらかというと打者陣のチームなのかなっていうふうに思ってるので、投手陣に抑えてもらって、自分たちはしっかりカバーできるようにしたい。自分たちはロースコアの試合展開に強いので、この展開に運ぶことができれば負けることはないのかなと思います」と指揮官と同じ見解を示した。