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【WWE】怪奇派集団が怪進撃 ハウディーは〝パワハラ男〟ゲイブルをKO

東スポWEB 2024年8月20日 22時4分

WWEマットに突如現れた怪奇派集団「ワイアット・シックス」が、〝怪進撃〟を続けている。

元WWE王者のブレイ・ワイアットさんが、昨年8月24日に36歳の若さで死去してからはや1年。ワイアットさんの遺志を継ぎ、実弟の「アンクル・ハウディー」ことボー・ダラス、ワイアットさんの盟友だったエリック・ローワン、謎の女性ニッキー・クロス、デクスター・ルミス、ジョー・ゲイシーの5人が不気味なマスクをかぶって結集した。怪奇派集団はなぜか〝パワハラ男〟チャド・ゲイブルを付け狙い、2週前のロウではローワン&ルミス&ゲイシーでゲイブル&クリード兄弟(ジュリアス&ブルータス)に圧勝した。

19日(日本時間20日)のロウ(フロリダ州フォートローダーデール)ではゲイブル&クリード兄弟と共闘するアイビー・ナイルが、戸澤陽のユニット「アルファ・アカデミー」のマキシン・デュプリと激突。ルックス抜群のマキシンは、アイビーのラフファイトにあい、パウンド攻撃からコーナーでボコボコと蹴られまくった。

すると…会場が突如、暗転。大歓声が上がる中、またもあの奇怪なピアノ音が流れ出した。リング上がスモークに覆われ、不気味な仮面をしたニッキーがリングに立っていた。ゲイブルとクリード兄弟がアイビーを救出するためリングインしたが、エプロンにはローワン、ルミス、ゲイシーが出現。ゲイブルたちが気をとられた隙に、ニッキーがアイビーに襲い掛かり、馬乗りで殴りまくった。さらにローワン、ルミス、ゲイシーもゲイブルとクリード兄弟を蹴散らした。

リングに残ったのはワイアット・シックス、そしてゲイブル…。ワイアット軍に囲まれたパワハラ男は逃げ出そうとするも、今度はニッキーが行く手を阻む。ここで異様な大歓声が上がり、アンクル・ハウディーがゲイブルの背後に登場。兄の必殺技だったシスターアビゲイル(変型フェースバスター)一撃で、ゲイブルをKOしてみせた。

今週も圧倒的な存在感でロウを席巻。次週には、いよいよアンクル・ハウディーvsゲイブルのシングル戦が行われる模様。ワイアットさんは死しても、そのレガシーは弟たちによってまだまだ続く――。

この日のロウは「ABEMA」にて放送された。

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