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【阪神】木浪聖也〝満塁男〟ぶり発揮! 高津監督のリクエストには「ドキドキはありました」

東スポWEB 2024年8月20日 23時30分

阪神・木浪聖也内野手(30)が20日のヤクルト戦(京セラ)で〝満塁男ぶり〟を存分に発揮。チームも8―3で快勝し、ヒーローとなった。

初回一死満塁で大山は見逃し三振に倒れるも、続く前川が押し出し四球を選んで先制。なおも二死満塁の場面で木浪に打席が回った。

カウント1―1からの3球目、相手先発・吉村の153キロ直球をはじき返すと打球は右翼線への適時二塁打となった。これで今季の満塁打率は12打数6安打で驚異の5割。試合後はお立ち台で「満塁だと思ったので打てる気がした」と力強く語り、虎党を沸かせた。

この打球にはフェアかファウルかを巡り、ヤクルト・高津監督から一旦リクエストが要求された。だがルール上、フェアかファウルかはリクエストできず、判定は覆らなかった。

木浪は内心「(判定が覆るか)ドキドキはありました」と振り返ったが、その一方で「また打ったらいいと思っていました」とも言い切った。この積極性がチームに勢いを吹き込んだ。

6回にも右翼へ二塁打、8回に中前打を記録。終わってみれば、この日は今季初の3安打猛打賞となり「ホッとしました」と笑顔をみせた。

そして「これからもっと、もっとチームとしても上向いていく」とも宣言。球団史上初となる悲願のリーグ連覇達成を諦めるつもりなど毛頭ない。

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