女子プロレス「マリーゴールド」のワールド王座を保持するＳａｒｅｅｅ（２８）が、団体の〝完全制圧〟を予告した。
１６選手参加の２ブロック制で初開催されるシングルリーグ戦「ドリーム・スターＧＰ」（３１日、大阪で開幕）では「スターリーグ」にエントリー。「ここは絶対に私が優勝でしょ。正直、結果は見えているし、逆に『私が出て大丈夫なのかな？』と思う。マリーゴールドの全てをかっさらっちゃいますよ」と余裕の表情を見せた。
ただし、同ブロックには１８１センチ、９１キロの〝大怪獣〟ボジラがいて油断は禁物だ。Ｓａｒｅｅｅは「初対戦だしボジラと戦うのが一番楽しみ。あんなにデカい相手はなかなかいない」とその存在を認めつつも「ＷＷＥで外国人のデカい選手との試合には慣れている。体格差は感じない」と自信を見せた。
マリゴは５月の旗揚げからエースに君臨してきたジュリアが、２５日の東京・新木場大会を最後に団体を離れる。新エースの座を狙う争いで、外敵王者が一目を置くのが「ドリームリーグ」に入った林下詩美だ。
「次にエースになるのは詩美しかいないと思うし、必然的に優勝決定戦（９月２８日、名古屋）で当たることになるんじゃないかな。マリーゴールドの最高峰ベルトを巻いている以上（優勝決定戦で）やるべきでは」と頂上決戦を望んでいる。