米老舗野球専門誌「ベースボール・アメリカ」（電子版）は１９日（日本時間２０日）に公式Ｘを更新し、監督、スカウト、球団幹部のアンケートによって選出される「ベストツール」を発表した。ドジャースの大谷翔平投手（３０）は「最高の打者」「最高のパワー」「最高にエキサイティングな選手」の３部門で１位だった。
１９８８年から同誌は監督らにアンケートを実施。「最高の打者」「最速の走者」「最高の選球眼」「最高の速球」「最高のスライダー」など２５部門のトップ３人を選出する。
同誌は「選手の価値についてはいくらでも議論できるが、メジャーリーグの監督たちは一つの点を明言している。大谷翔平は野球界で最もエキサイティングな選手です」とユニコーンが特別な存在であることを指摘。
さらに「今年、ナ・リーグの監督らは大谷を最高の打者、最高のパワー選手、そして最もエキサイティングな選手として選んだ。すべてその通りだ。８月に入ると、大谷は長打率、本塁打などいくつかの主要部門でナ・リーグをリードした」と称賛した。
最後は「ああ、大谷は非常に価値のある選手だ。今年、彼は３度目のＭＶＰ受賞の最有力候補だ」と締めくくった。大谷のすごさは相手球団も認めているということだ。