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【甲子園】京都国際が決勝進出 小牧監督「青森山田さんに強くなった姿を見せたかった」

東スポWEB 2024年8月21日 14時34分

第106回全国高校野球選手権大会の第13日(21日)準決勝第2試合は京都国際が青森山田を3―2で下し、初の決勝進出を決めた。

今春のセンバツ初戦でサヨナラ負けを喫した宿敵にリベンジを果たした。2点を追う5回のクーリングタイムで相手エース・関(3年)が2番手として準備を始めると、ナインが燃えた。小牧監督が「ウチに流れがくる。春の悔しさを忘れたらアカンぞ」と声をかけ、6回に打線が奮起する。

関に対し「ベルト下のストレート、ベルト上の浮いた変化球のどちらかに絞って振っていく」意識を徹底させ、代わりばなを捉えた。一死満塁から長谷川(2年)の右前適時打で同点とし、続く服部(3年)の投ゴロの間に勝ち越しに成功。投げてはエース中崎(3年)が4回を2失点に抑え、5回から2年生左腕の西村にスイッチ。無失点で最後まで投げ切り、追撃を許さなかった。

小牧監督は「9つのポジションを見ると青森山田さんの方が完全に上。個の能力では勝てないので、束になって1+1を10にも100にする。勝ちたいというか、センバツでふがいない姿を見せたので、もっと強くなった姿を青森山田さんに見せようと。青森山田さんのおかげでこの子たちはここまで来させてもらった。力をつけさせてもらえた」と対戦相手に感謝の言葉を並べた。

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