格闘技イベント「ＲＩＺＩＮ．４８」（９月２９日、さいたまスーパーアリーナ）の会見が２１日に都内で行われ、伊澤星花を相手に引退試合に臨む浅倉カンナ（２６）が覚悟を語った。
ラストマッチでＲＩＺＩＮ女子スーパーアトム級王者の伊澤に挑む浅倉だが「集大成として今持っている力をチャンピオンにぶつけたいと思います。〝記念試合〟と思ってないです。後悔ない試合をしたいと思います」と力強く話す。相手の印象を「女子格闘技界に出てきてからずっと強い選手なので、正直、穴が見つけづらいですけど、思い切り戦いたいと思います。日頃の練習通り戦えばいけるのかなと」と必勝を誓った。さらに〝勝っても引退の決意は変わらないか〟と問われると「そうですね、変わらないです」と断言。ラストマッチにむけ、拳を握った。
対する伊澤は「カンナちゃんの引退試合なんでしっかりと最高の試合をして、自分がしっかりと決めて勝ちたいと思います。印象はレスリングがすごい強くて打撃も上手だなという印象です。一生懸命やれば勝てるんじゃないかと思います」と返り討ちを宣言した。
この日はさらに追加６試合を発表。「元谷友貴ｖｓ太田忍」「牛久絢太郎ｖｓ佐藤将光」「金太郎ｖｓ秋元強真」「新井丈ｖｓエンカジムーロ・ズールー」「矢地祐介ｖｓ宇佐美正パトリック」「カルシャガ・ダウトベックｖｓ木下カラテ」が決まった。