乳がんの一種「浸潤性小葉がん」のステージ３Ａと診断されたタレントの梅宮アンナが２１日までにインスタライブを行い、近況を報告した。
梅宮は１３日に「浸潤性小葉がん」であることを公表。右わき下のリンパ節転移があるという。５月下旬に異変に気付き、７月上旬にがんと診断。同３１日から手術前の「術前化学療法」を開始している。
ニット帽姿で画面に現れた梅宮は抗がん剤治療で「髪の毛ほとんどなくなっています」と報告。８月１８日放送のＴＢＳ系「サンデー・ジャポン」の出演前に髪の毛がごっそりと抜けてしまったそうで「ああ、来たかと」と覚悟していたことを明かした。
がん公表で多くのエールが届いている。他方で「会社には『がんに効くからこれをやってください』とか『この人はこれでがんが治ったから是非やってください』とか、宗教だったりとか、本当にいろいろなものが届く状態です」とも明かした。
その上で「病気になると心が弱くなるわけですよ。そこへ『これいいよ』『あれいいよ』って言う人がいて、やっぱりみんな不安だから『それ、ちょっとやってみようかな』ってなっちゃうと、そこは良くないよねって思う」と注意喚起。
「知識がないと行っちゃったりするよね。勧める側も問題だし、それをやる人も問題。自分も生かすも殺すも自分次第」と言い聞かせるように語っていた。
現在、梅宮は民間療法や高額な自由診療ではなく、社会保険内でできる治療法を検討しているという。