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なでしこジャパンの池田太監督が退任「チームとして成長してこられた」

東スポWEB 2024年8月21日 17時9分

日本サッカー協会が21日、なでしこジャパンの池田太監督(53)の退任を発表した。

池田監督は2021年の東京五輪後に就任すると、昨夏のオーストラリア・ニュージーランド共催W杯で8強、今夏のパリ五輪でも8強の成績を残した。

池田監督は「なでしこジャパンとして一緒に戦ってきてくれた選手、スタッフ、そしてサポートしてくださったパートナー企業の皆様、温かく、熱く応援してくださったサポーターの皆様に感謝の気持ちを伝えたいです」と感謝の気持ちを示し、こう続けた。

「W杯、五輪という世界大会を通して、チームとしてできることを増やし、成長してこられたと思います。なでしこジャパンとしてさらに上に進み、選手と共にここから先の景色を見たかったです」とチームの強化に手応えを見せつつ国際大会で上位に進出できなかった悔しさもにじませた。

協会の宮本恒靖会長は「2021年からはなでしこジャパンの監督として世界一を目指す選手たちを継続して成長させてくれました。パリ五輪では優勝したアメリカに惜しくも延長戦で敗れ、ベスト8で大会を終えることとなりましたが、池田監督のマネジメントによりチームとしての結束が生まれ、厳しい戦いを勝ち切る姿を幾度となく見せてくれました」とその手腕を高く評価した。

そして「池田監督のもとで経験を積んだ選手たちが、これからの日本の女子サッカーをより発展させていってくれると信じています。池田監督には今後も日本サッカーの発展に力を貸していただければと思います。太さん、本当にありがとうございました」と期待を寄せた。

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