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立憲・枝野幸男氏が代表選に立候補表明 〝先祖返りでは?〟の声に「私はカマラ・ハリス氏と同い年です」

東スポWEB 2024年8月21日 20時54分

立憲民主党の枝野幸男前代表(60)は21日に国会内で開いた会見で、党代表選挙(9月7日告示、23日投開票)への立候補を表明した。

代表選で立候補を正式に表明したのは枝野氏が初めて。冒頭、枝野氏は「人口減少が進む中でアベノミクスのあとの日本経済をどう立て直すか、与野党を超えて問われている。今こそ『失われた30年』と呼ばれる長期の低迷をつくりだした古い政治に終止符を打ち、新しい時代へと向かって進む時だ」と決意を述べた。

同党のあり方には「再構築する。全国一律でほかの政党との関係を結ぶようなやり方はせず、地域ごとにいろんな経緯や信頼関係に基づいて連携します」とした。

一方、代表選と選挙スケジュールが重なる自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)では、〝コバホーク〟こと小林鷹之前経済安保相(49)が正式に出馬表明。小泉進次郎元環境相(43)は来週中にも総裁選について態度を表明するとみられる。

小林、小泉両氏はともに40代と若く、派閥パーティー収入不記載事件で国民からの信頼回復を失墜した同党に新鮮さをアピールできる存在とされる。

こうした総裁選の動きにユーチューブでは、枝野氏の代表選出馬に「立憲は先祖返りしてしまうのではないか」と指摘されている。

枝野氏は「(出馬に)年齢が言われているが、私はアメリカでバイデン大統領から世代交代のバトンを受け取ったカマラ・ハリス副大統領と同じ1964年の生まれです」と強調した上でこう述べた。

「(総裁選は)若い方が出たことが注目されていますが、自民党総裁選で立候補が取りざたされている方たちのほとんど人たちよりも、私の方が年下です。出馬そのものにブレーキをかける話は聞いたことがありません。私も堂々と出馬して所属議員や総支部長、党員の人たちの信を問いたい」

代表選をめぐっては枝野氏のほかに現職の泉健太代表、野田佳彦元首相の立候補が取りざたされている。

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