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【巨人】阿部監督が明かす浅野翔吾への思いと成長「勝負する顔に…」

東スポWEB 2024年8月21日 21時50分

巨人の阿部慎之助監督(45)が4―1で勝利した21日の広島戦(東京ドーム)後、試合を振り出しに戻す同点打を放った浅野翔吾外野手(20)への思いを語った。

若き力が躍動した。広島に1点を先制された直後の7回二死二塁の場面で打席を迎えた浅野。カウント2―1から床田の投じた4球目をきっちり捉えると、打球はセンターへの同点適時二塁打となった。

広島に傾きかけた流れを浅野の一打で一気に引き戻すと、1―1の8回には岡本和の20号3ランで勝ち越しに成功。絶対に負けられない天王山の戦いを制し、同カード1勝1敗とした。

阿部監督は先発起用に応えた浅野に対して「(7回は)代打も考えたんですけど、こういう場面を経験させたいという思いの方が強かった。打ってくれてチームも助かったと思います」と称賛。「やっぱり勝負勘というのを僕は一番買っている。打席に入った表情は素晴らしいと思ってみています。勝負する顔というか、それがどういう顔かよくわからないですけど(笑い)。戦っている姿勢が僕にはよく映るので」と成長ぶりもたたえた。

ドラフト1位のスター候補として、さらなる飛躍を誰よりも願っている。

「何年か後にはチームを引っ張っていかないといけない。こういう子が1人でもいないと。僕、個人的には彼がスターになってほしいので、その期待を込めてずっと使っています」(阿部監督)

指揮官の強い期待を胸に一軍の舞台で奮闘を続けている浅野。首位争いを繰り広げる緊迫した状況で、着々と経験を積み続けている。

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